教学舎は「分かりたいと思う気持ち」を大切にしています。

教学舎が優先する「頭より心」

  1. 2024年05月15日
  2. 2024年05月15日
  3. kyougakusya

ある生徒にとっては、
学校で上位の成績をとることが一番重要になることがあります。
つまり、定期テストの点数が高いとか、通知表のスコアーが上がったとかです。
またある生徒は、競争の中で、負けず嫌いな性格が大きく影響し
ただ、負けないことが重要な生徒もいます。
またある生徒にとっては、勉強はそこそこで良く
心の平穏を最も重要に考える生徒もいます。
他にも、部活(学校の部活以外のスポーツも含む)が最優先で
勉強は二の次、三の次にしている生徒もいます。

私たちは、生徒自身にも、もちろん保護者にも
いろんな価値観があっていいと思います。

この価値観、つまり「心」をどのように
鍛えて、磨いていくかが、とても難しい。
と感じると同時に、すべての源泉となる「心」を鍛え、強く出来れば
すべてに良い影響を与えると信じています。

自分たちの体験でも、生徒の日々の変化を見ていても
心の状況が行動や言動に結びついていることを体感します。

一人の生徒は、塾の体験期間である1ヶ月間の前半で
質問・返事・リアクションがなく、当然ながら
こちらは、勉強の理解度を測れずに
塾にそもそも自分で来たいと思って来ているのかどうかさえ
分からなかった生徒が居たので、授業終了後に
その生徒と話し合ってみました。
会話の内容は、長くなるので書かずにいきますが、

どうやら、来たいと思ってはいるが
その生徒は今まで、あいさつ・返事をやらずとも
やってこれた経緯があったようでした。
それ以来、その生徒は
今まで、やってこなかったであろう。
質問や返事をすることに意識を強く持ってくれています。
以前に比べ、学びも多くなってきている様子が確実にあります。

「賢くなりたい」「学びたい」その意志を確認出来ただけで
良い結果につながり、良い結果が生まれるのだとその生徒に学びました。

この学びを活かし
生徒の根底にある心の欲や願望を会話の中で、いかに見つけて
どう醸成していくかが、最も重要であると感じました。

改めて
命令や強制ではなく、
会話の中で説明し説得を重ねながら
頭よりも、先ず、「心」を優先し生徒に接することを
重要視しようと思います。

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