教学舎は「分かりたいと思う気持ち」を大切にしています。

他人との勝負・自分との勝負

  1. 2023年06月22日
  2. 2024年04月01日
  3. kyougakusya

勝負には2つの種類があります。「他人との勝負」と「自分との勝負」です。

自分との勝負を「克己(こっき)」といいます。格闘技の精神によく聞く言葉です。

 

「己に克つ」とは、

自分の中にある弱い心を打ち砕き、強い心で自分を推し進めていくことです。

怠け、逃げ、マイナス思考、愚痴など欲に流される状態は、我慢が少なくラクです。

これらは日々の生活の中で休息として必要なものではありますが、

頑張ろうというエネルギーにはなりません。

良い結果や成果を上げたい、今よりもっとと思えば、

やはり勤勉・挑戦・プラス思考・覚悟・自制など強い心が

怠け、逃げ、マイナス思考などに勝たねばなりません。

生徒たちは朝起きてから夜寝るまで、つねに考え、どう行動するかの判断をしています。

「分岐の連続と選択の積み重ね』によっていろんなことが形成されていると思います。

 

朝起きようと思う時間に起きられた・起きられなかった。

朝、テスト勉強を30分できた・時間がなかったからできなかった

学校についてから授業が始まるまでに取り戻せた・ぶっつけで授業に臨むことになった

帰ってから勉強を2時間した・昨晩のドラマを見てしまい1時間だけになった。

などなど

このように生徒たちは、自分の中の強い心と弱い心がつねに網引きをして、

多感な時期の人生を進めているでしょう。

 

彼らの人生は100歳まで生きると言われていますが、長い人生であればあるほど、

他人と比較し勝ち負けを考えることよりも

自分の内なる戦いに勝ち、自分に勝ったご褒美として他人に勝つというような意識で

今日も明日も頑張ってほしいものです。

 

そのためには、まず、自分たちがそういった姿を見せ、それができる環境を作りたいと思います。

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